ビルカール サルモン クロ・サンティエール[1999]Billecart Salmon CLOS SAINT-HILAIRE 750ml 高級BOX付き
家族経営ならではの『少量逸品主義』を貫き、 決して妥協することなく 高品質のシャンパーニュを追及し続ける優良メゾン。
ビルカール・サルモンは、1818年にニコラ・フランソワ・ビルカールと妻であるエリザベス・サルモンによって、マレイユ・シュル・アイ村に設立されました。
以来、約200年・7世代に渡り、良心的な家族経営を続けつつ、世界的ブランドとしての地位を確立してきた素晴らしいメゾンです。
家族経営ならではの「妥協なき品質追及」「独自の手造り製法」「少量逸品主義」をモットーとして、高品質なシャンパーニュを造り続けています。
ブドウは自社畑と自社管理畑で80ヘクタールを所有し、異なる40のクリュ、計220ヘクタールから供給されています。
そしてブドウのキレのいい酸を保つことを特に重視し、畑の近くにプレスハウスを設置して、収穫してすぐにプレスすることを徹底しています。
ピノ・ノワールとシャルドネはモンターニュ・ド・ランスとコート・ド・ブランから、 ピノ・ムニエはヴァレ・ド・ラ・マルヌから収穫されます。
伝統を厳守し、醸造はブルゴーニュの小樽で行っています。
ピノ・ノワールの樽熟成は小規模生産者の一部が手がけているのみで、ビルカールのような中規模のメゾンが挑戦するのは非常に珍しい事です。
また近年は、デブルバージュから醗酵まで低温で管理する最新技術を導入するなど、積極的に新技術も採用しています。
これには、1998年からセラー・マスターとなった『フランソワ・ドゥミ』の手腕が発揮されています。
瓶熟の期間は、ノン・ヴィンテージで3〜4年、ヴィンテージ・ワインは約10年。
大規模なメゾンにはできないこうした細かな積み重ねがさらなる高品質を生んでいるのです。
生産量は約15万ケース。
RM(レコルタン・マニュピュラン)並の少なさで 「高品質・少量生産」を貫いています。
5000以上あるといわれるシャンパン・ハウスの中でも「品質は超一流、規模は中程度」とも言われ、世界中でプレミアム・シャンパーニュとしての確固たる地位を築いています。
フランスの権威有るガイドブック「クラスマン」の評価では、三ツ星の『ボランジェ』と『クリュッグ』につぐ二ツ星。
ロバート・パーカーの「バイヤーズ・ガイド」では、シャンパンの4つ全てのカテゴリーにおいて、『優れた生産者』として紹介されています。
また、1999年にストックホルム(スウェーデン)で行われた20世紀を代表するシャンパーニュを選ぶ「ミレニアム・ブラインド・テイスティング」 で、【1959 キュヴェ・ニコラ・フランソワ】が トップに、さらに 【1961 ニコラ・フランソワ】が ナンバー2に輝くという、とてつもない快挙と栄誉をも獲得しています。
良心的な家族経営であり続けることが、 『ビルカール・サルモン』 が、まさにかけがえのない、人をひきつけてやまない、個性あるメゾンである証明です。
ヨーロッパでは確固たるステータスが確立されています。
2004年に日本でも発売された著書、裏ミシュラン「ヴェールを剥がれた美食の権威」で、ミシュランの凄腕調査員だったパスカル・レミ氏が著書の中で度々、ビルカールサルモンについて触れています。
ビルカールをグラス売りで使っているお店は、価格よりも品質重視で考えている。
と述べていました。
フランスでは、相当なステータスの有るメゾンですが、日本での評価とプロモーションには、実力と大きな開きが有りました。
2000年代、輸入会社はアサヒビール、エノテカ、三国コカコーラ、ラ・ラングドシェと、どのインポーターもこの良さを消費者に伝えれませんでした。
特に、三国コカコーラが扱っていた時は悲惨でした。
そんなインポーターに恵まれなかった優良メゾンでしたが、JALUXに扱いが変わり、大事に育てられています。
日本でやっと花開いた優良メゾンです。
ビルカール・サルモンは、スーパーや量販店には卸さないアイテムとして、美食家やキュイジニエ、ソムリエ達から多くの支持を得ています。
フランスはもとより、アメリカ、日本でも、レストラン需要で商品が希薄になっています。
その秀逸で納得の出来栄えは、パリの三ツ星レストラン「アルページュ」のアラン・パッサール氏から絶大な信頼を得ました。
Alain Passardアラン・パッサール 世界を代表するフランス料理の料理人です。
現在、パリの3ツ星レストラン『アルページュ』のオーナーシェフ 1986年に『アルページュ』をOPEN。
開店した年に1ツ星、翌年にはミシュランの2ツ星を獲得。
1996年には、当時40席ほどの小さな店だったにも関わらず、シンプルで独創的な料理で3ツ星を獲得。
「肉の魔術師」と呼ばれ、かつては「肉自身が焼かれていることに気づかないうちに肉を焼き上げる」と言われるほどの火加減のエキスパートであったが、1999年頃より野菜料理に傾倒。
2001年より一転して野菜料理のスペシャリストとなる。
ル・マン近くのサルトや、ノルマンディーの土地を購入。
自身でこだわりの農作物を作り、野菜料理を研究。
農耕馬や天然の肥料を用い、鳥やミツバチが飛び交う自然のシステムを利用する、昔ながらの農法で丹念に育てた野菜を使い、野菜のみのフルコースを作るなど、話題を集める。
Billecart-Salmon invites diners to its 200th anniversary dinner 2018年 ビルカール・サルモン200周年プロジェクトでは、パッサールが中心となり、美食ディナーなどのプロジェクトを盛大に盛り上げました。
BILLECART SALMON LE CLOS SAINT-HILAIRE 1999 アイの守護聖人の名が付けられたモノポール。
僅か 1ヘクタール 樹齢30年以上の古樹を使用した、ブラン・ド・ノワールの最高傑作。
典型的な単一のクリュのスタイルで見事に熟成していきます。
私たちは敢えてドサージュを少なくするか、ヴィンテージによってはドサージュを行わない事を選択しています。
畑の土壌は品質証明ともいえる石灰岩質とその沖積層から成り、今後30年の熟成が約束されている中に驚くほどの瑞々しさを持ち、複雑なアロマが傑出している、数少ない単一畑のプレステージシャンパンです。
ビルカール・サルモンの最高傑作、クロ・サンティエール。
ビルカール家と共にあり、愛情と手間を最大限にそそがれてきました。
馬が一生懸命に耕し、羊たちが駆け回る畑です。
畑は微生物、みみずなどが元気に生きれる状態でフカフカ ピノ・ノワールのみを栽培するクロ・サンティエールは、ビルカール家のモノポールです。
マルイユ・シュル・アイの守護聖人、聖イレール(Saint-Hilaire)を称え、この名がつけられました。
クロ・サンティエールのピノ・ノワールが収穫されるのは、僅か1haの畑です。
クリュッグ クロ・デュ・メニル Clos du Mesnilで、1.8ha マレイユ・シュール・アイ村のクロ・デ・ゴワセは、5.5haですから、いかに小さいか。
白亜質土壌でほとんどの樹が1964年に植樹、つまり50年近い樹齢ということになります。
年間生産本数は3500〜7500本という、稀少なスペシャル・キュヴェです。
バラの花びら、木イチゴ、ほんのりスモークのニュアンスもあり、香水を身につけているような芳醇なアロマ。
きめ細かく、たち続ける泡はまるで宝石の様。
真っ赤なベリー、ルバーブの明るい果実味とミネラル感、いきいきとした酸がお互いを尊重しながら弾け続ける何とも優雅で贅沢な味わいです。
ビルカール・サルモンの数あるラインナップの中で、最も入手困難とされるクロ・サンティエール。
優雅で深遠なその味わいは、まさに最高峰のシャンパーニュです。
- 商品価格:58,000円
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